よみがえれ!!井の頭池![1]
アオサギに別れを告げて、七井橋から井の頭池を見渡すと、
キンクロハジロやオナガガモ、ハシビロガモが元気に泳いでいます。
もっと沢山帰って来てるかと思ったのですが、
一寸少ない気がします。
途中で野鳥の会の方に、お会いしたので尋ねると、
野鳥に餌をやらない運動が大分行き渡ったので、
鳥が来なく成ったのではないかと、言う事でした。
「成果が上がってるのは、良かったけど何だか淋しいなぁ」と
ふと漏らしたら、
「この池の許容数だけ来てくれれば、それが1番いいのですよ。」と
優しく、でもきっぱりと言われてしまいました。(笑
見ている鴨の中には、エクリプス中の雄なのか?正真正銘雌なのか?
オナガガモの雌か?ヒドリガモの雌か?
この季節本当に頭がグチャグチャになりそうです。
弁天池を回って来ると、人だかりがしてるので、覗いてみる。
顔見知りの方が・・・(勿論あちらはご存じないけど・・・笑)
野鳥の会の世話人さん方が、外来魚を捕まえて皆さんに
協力を求めていらっしゃる様です。
外来魚を、ペットとして飼ってたのを捨てたり、
外来魚を釣りたいが為に放流したりするらしいのですね。
上の写真の大きいのがオオクチバス。
シマシマが、ブルーギル。
以前から居る在来生物を食べて、凄い勢いで増え続けているそうです。
カイツブリは、在来生物のスジエビを主食としていますが、
これら外来魚に取られて、子供を育てる事が出来なくなる畏れが
出来て来ます。
そう言えばこの日はカイツブリに逢えなかったです。
去年7月から今年3月迄にカゴ罠や四つ手網で獲った魚の比率は、
外来魚97.4%、在来魚2.6%だそうです。(驚きです!
在来生物を守るためとは言え、外来魚を駆除するのは辛い事だと
仰っています。
詳しくは、井の頭「自然観察の部屋」をご覧下さい。
家の近くの高源院にもミドリカメが溢れています。
ここにも捨てに来てる人がいるのかしら?
by magic-days
| 2008-10-28 19:53