オシドリの災難
1週間位前の朝日新聞に、井の頭公園のオシドリの雛の嘴に
釣りのルアーが刺さっていて、鉛のおもりも付いているとの
情報が入り、そのオシドリの行動を調べた結果、
水中の餌を掬うのは支障がないが、地上の餌を拾うのは
難儀しているようだと載っていた。
その記事を纏めた井の頭観察員の調査の詳細が出ていましたので、
添付します。詳細はこちら
上の写真は、神田川のオシドリの幼鳥です。
この記事にも書いてあるのですが、オシドリは卵を木に
巣を作り孵すそうです。
雛は何日も経たないのに、小さな羽をバタバタさせて地上なり、
水上に降りるそうです。
神田川が大雨で増水した時、オシドリ親子は無事だったのに
カルガモ親子が全滅した時、謎だったのですが、
(神田川のカルガモの親子)
あの位成長していれば、ちょっとした岩に飛び乗れたのかも知れない。
等と想像し、カルガモの親鳥の判断ミスだけを指摘して
悪かったなぁと反省。
身近なスズメや烏さえも、知らない事が多い。
まして、オシドリやカルガモの事など、
都会に住んでいれば目に入る事などないから、
興味があって調べない限り、知らないのは当然かも知れない。
しかし、釣り針やビニールが水鳥を脅かす事は、
被害が時々紙面を賑やすので、知らなかったとは言えない。
たかが水鳥と言うなかれ、私たちは知らない所で生態が循環して
人間や地球も助かっているのです。
この地球に生きてる限り、私たちはお互い何らかの恩恵を、
受けていると思って間違いないと思う。
鳥や野生の動物の為に何もしなくても良い。
只危害を加えたり、危害に至る事はしてはいけないと
つくづく思いましたよ。
by magic-days
| 2008-07-07 21:44