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神田川有情。

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雨は夜に激しく降ったのか、午前中にはさほどでは無くなったので、
昼から散歩に出た。
雨上がりは、カラスが何だか群れている事が多い様な気がする。
この日は何度も頭の上をカラスがかすめて行った。
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この花は、キイウイフルーツの花です。
玉川上水の側の果樹園で見つけました。

この時期ここを通った事が無かったのだろうか?
実が成ったのは毎年の様に見てるのに、
花は初めてである。意外に大振りで綺麗な花である。
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最近トンと姿を見せなかったヒヨドリが、舞い戻ってきたのか時折
目に留まる様になった。

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今日、三鷹台の商店街の一歩手前に来ると現れるツバメを
やっと捉えた。
うーん、燕尾服が良くお似合いである。

ところで、今日の本命は神田川のカルガモサリー親子と
オシドリ親子である。
と言うのが、昨日この辺で如何にもカルガモを探しに来たと
言う感じの方を見つけた。(私はこういう勘はよく働く・・・笑
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思い切って声をかけると、
「そうです。見られました?」と反対に聞かれる。
「昨日の雨で、どうなったか心配で野川から来ました。
久我山駅で降りて川沿いを登って来たのですが、見つからないのです。」と
本当に心配そうである。

色々話していると、お互いは気が付かなかったが、
どうも井の頭観察会の4月の会に両者とも出席していたのだ。
お互い顔を見知って無い!(笑
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「オシドリ親子は、何日か前に見ましたが・・・
 彼らはどうでしょう?」と私。
「あの子達はサリーの子より、ずっと小さかったからなぁ〜」と
望みなさそうにおっしゃった。

「これから、井の頭迄行く。」と仰っていた。
私も行きたかったが、もう帰らねば成らなかったので、
後ろ髪引かれる思いでお別れした。
それが昨日の事である。

そして、今日。
三鷹台の駅の踏切を渡って、神田川に出た。
時々川を覗くが、それらしい声を姿も無い。
川の水量は左程増えてるとは、思えない。
ただ、丈の高い水草が倒れて折り重なり川底を洗っている。
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諦めかけた時、鴨の鳴き声がした。
覗くとヒナ2羽を連れた親カルガモだった。
ヒナの大きさから見て、サリーではない。
この子達は、サリー達の観察日記に出ていた
3羽のヒナと親鳥の一行だ。
無事だったのだ!1羽はダメだったが・・・
それでも、この子達が生きているのだから、サリー達のヒナはずっと
大きかったから大丈夫じゃないだろうか?
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もうすぐ井の頭公園駅が見えると言う1つ手前の橋の所に
人だかりがしていた。
行ってみると、なんとオシドリの親子達だった。
ヒナは5羽か6羽居る。
あんなに小さいヒナが元気に雨を凌いだのだ。
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最初会った時も、お母さんの目が行き届いていると感心したが、
今日もその思いは、同じである。
彼らは、三鷹台の方へ下り出した。
私も歩調を合わせて歩いたが、やはりこう成ると
サリー親子が見たい!
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オシドリ親子に別れて、急ぎ足で久我山迄歩いた。
だが、サリー親子には会えなかった。
しかし、きっと生きている。

こんなに小さなヒナが元気に旅をしているんだもん。
もっと下流か?
もしかしたら、井の頭寄りに帰ったのだろうか?
心配だが、私がタイムリミットだ。(笑

良く歩いた。健康の為に歩く事が、鳥探しの為に歩く事に成り、
それが又健康の為に成るのだから、有り難い事だ。
by magic-days | 2008-05-21 23:34
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