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’08 鴨日記(高源院)

鴨池に、第2弾の産卵がありました。
しかし、この子達にも悲運が待ってると思い暫く
非公開にして、私だけの覚え書きにしました。

5/19(月)
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朝、何時もの様に散歩の途中に鴨池に寄って驚いた。
ヒナの声がしたのだ。
御堂に渡って見渡すと睡蓮の葉の上にヒナがコロコロ転がる様に
走ってる。
日曜日は、来なかったから昨日孵ったのかも知れない。
餌をやると今日はもう何方か見えたのか、
お腹が空いてない様だった。
嬉しい様な複雑な気持ちである。

5/20(火)
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昨夜から雨が降り続いていた。
風が強くないのと、気温が低くないのが救いである。
余り期待しないで、鴨池に回ってみた。
元気なヒナの鳴き声が門を入ってくねった道を行くと
聞こえてきてほっとした。
昨日は数えれなかったが、どうも7、8羽いる。
よく見てると今回は2羽の成鳥がヒナを囲んでいる。
時々、他の成鳥が1羽ヒナを嘴で押さえて水面へ
沈めようとしているが、親鳥がすぐ気が付いて
追い払っている。
今回は、何羽か残ってくれるかも知れないが、
もうがっかりしたくないので、期待はしない事にする。

5/21
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今日も元気だった。
良かった。しかし随分警戒して他の鴨が餌を食べる間は
こちらに寄って来なかった。
他のが離れて行った時、こちらにヒナを連れて来たので
急いで餌を投げ与える、
その時目の端に、カワセミが岸辺の枝に停まった。
気になったが、親鳥が食べれる機械はそう無い。
カワセミは、又会う事もあるだろう。
食べながら、親鳥はヒナを誘って池中央へ逃げて行った。
写真左のカルガモが1番ヒナを狙っていた。

5/22
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昨日、大変な事があったのだ。
カルガモの番いがヒナを連れて近くの駐車場に来たのだ。
池ではヒナが危険と思ったのだろうか?
よく車道を渡って来れた物だ。
駐車場を挟んで、某高校の部活の生徒達が
大騒動で、段ボールに集めて池に返してそうだ。
その時6羽元気に居たと言う。
だが、私が今朝行った時にはヒナは1羽しか居なくて、
親鳥も側に付いて無く、どれが親鳥か皆目分からない。
池に返した時、親鳥と一緒にだったのだろうか?
1度離されたヒナを自分のヒナと思えるのだろうか?
見ていた訳でないので分からない。
残った1羽も、親鳥無しには生きて行けないだろう?
何と言う事だ・・・・
5/23
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今朝鴨池でご一緒に成った久我山からいらっした方の話だと、
昨日お昼頃、何かの用足しのついでによって、見られたときは
ヒナが1羽親鳥らしいのと泳いでいたと言う。
私が昨日午後から来たのは3時過ぎていたから、
その一寸した間に、ヒナは居なくなった事に成る。
しかし、親鳥と一緒だったと聞いて安心した。
私が昨日の朝、親鳥と離れて一心に中之島の垂れた草を
啄んでいた姿が、最後であった。
あの時どうして写真に収めてやらなかったのだろう。
悔やまれる。

5/26
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土曜日曜と朝の散歩をさぼったので、3日振りに鴨池に行くと
カルガモが1羽しか居ない。
「へぇー、随分又さっぱりしちゃったのね!」と
思いながら、お麩を投げると水の下がふわーと盛り上がって
鯉が餌を狙って浮いて出た。
カルガモは、「あっちっち!」みたいに飛び上がった。
夏に成ると毎度の事ながら鯉が勢い良くなる。

「みんな何処に行っちゃったんだろう?」と池を見回すと、
離れたとこに、もう1羽いた。
「な〜んだ、いたんじゃん!」とよく見ると
なんと!側に可愛いのが1羽居るじゃないですか!
「生きていたんだ!」
やはり、鴨池のヒナが生きていたのは嬉しい!
昨日神田川での残りの食パンを出して投げたが、
その子は近付いて来ない。
鯉と亀が元気な事をこの母親はきっと知っているのだ。
「賢いね、その子を大切に育てね!
 又、明日来るからね」と言って散歩を続けた。

5/27
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今朝は先客さんがいらっした。
23日に、ここでお会いした久我山からいらっした人だった。
お友達を連れて来てあった。(笑
今日は成鳥が4羽いた。
その方が仰るには、2羽はヒナのお父さんとお母さんで
後の2羽は、去年孵ったヒナが成長したのだとおっしゃって
私は吃驚した。
じゃこのヒナ1羽を入れた5羽の団体は、家族なのだ!
相変わらずヒナと番いはこちらに来ない。
睡蓮が茂って水面が段々狭くなっている事もあるだろうが・・・
ヒナは無心に岸辺に垂れた草を啄んでいた。

5/28
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今日は、ヒナを連れて親鳥達が側迄来てくれて、
お麩を食べてくれた。ヒナも元気でくずくずにしたお麩をパクパク
食べてくれた。
成鳥4羽が囲んでいたり遠巻きに居たり、
昨日あんな事を言われたので、家族らしく見えるから不思議だ。
今晩から気温が急に下がるらしい。
無事で居てくれればいいが・・・

5/29
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朝から小雨が降っていたが、ちょっと小雨になったので、
3時頃から様子を見に行くと、母子が仲良く止まり木(?)に
止まっていた。
近付くと気配を感じてこちらに来てくれた。
ヒナもよく食べる。食欲が有るのは良い事だ。
後の成鳥3羽は居なかった。

5/30
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今日も小雨が降り温度も低めである。
ヒナ元気!成鳥3羽が中之島の側にいた。
水嵩が高くなったが、水位は調節出来ると思う。

去年の日記を見ると5/16日誕生し、6/23に2羽になったが
大分成長して来て、もう大丈夫と結んでいる。
この2羽が、今ここに居るお兄さんと呼ばれてる若鳥の事になるのか?
確証はないです!(笑

(追)今又思い出してみても、去年の日記に書いているが最後には
   1羽しか残っていない。

去年6/23日の日記は、こちらです。

6/1、6/2
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ヒナは変わらず元気で食欲大精である。
よく見ていると、食事が終わると母鴨が嘴で睡蓮の葉の上に
乗る様にと誘導している。
場所を移動する時もなるべく葉の上を歩いている。
この池には蛇が居るからだろうか?
カラスはこの所餌に不自由しないのか?
余り来なくなった。

更新は格段変わった事がなければ、間隔を置きます。

6/9
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今日で何日目だろう?と数えてみたら、
5/18日に卵から孵ったとして22日目と成る。
相変わらず元気に親に守られて育っているが、
油断は出来ない。
この所中之島の梅の枝に、蛇が衣を干しように寝ている。
しかし、鴨池は今睡蓮とコウホネが綺麗である。
今日は所により雷雨とか言っていたが、
3時頃から空が明るくなった。
雨雲は通り過ぎたようだ。

6/14
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ヒナは随分力を付けて来た。
親鳥の後を追う早さと言ったらない。
最近は親鳥2羽と去年孵った子鴨がヒナを庇う様に、
池の周りを泳いでいる。
上の写真のヒナの毛繕いの格好はまるで1人前である。(笑
by magic-days | 2008-06-18 22:29
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