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映画「潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ」

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最近見る映画が見終わった時気が付いたのだが、
2人の年老いた男が物語の中心人物な事が続いている。
敢えて選んで見てる訳では無いのだが、結果そうなってる。
この映画の2人の主人公は、1人はキューバから移住して来て
理髪師として長い間働いて来た真面目な男。
そしてもう1人は船乗りだった男で女にもてて遊び人だった男。
一見対照的な男が、公園のベンチで隣に座った所から話は始まる。
この2人の共通点は家族縁が薄く孤独な1人暮らしなとこ。
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お互いが淋しく自慢する程女にも持てないと分かった時も、
お互い気が付かない振りをする程の友情が育って行くのだが、
何かでほつれて行くと、毛糸玉の先を猫がくわえて走り廻るみたいに
収拾がつかなく成る。
止めたいのに止められず相手をこれでもかと言う程傷つけて行く。
そんな自分が悲しくて泣きながら毒づく。
見ている私達はそんな2人の様子が滑稽で笑ってしまうのだが、
場面が変わると、悲しさが伝わって来る。
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この2人に絡むアパートの管理人(シャーリー・マクレーン)と
レストランのウエイトレス(サンドラ・ブロック)がとても良い。
2人の男を理解し優しく接する所がほのぼのとして、
この映画に色を添えている。
アメリカは色んな国から流れて来た人達が寄り集まって、
助け合いながら生きている場所があるのだと思いました。
by magic-days | 2007-02-10 23:15
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