井の頭池の未来図

f0086169_20124366.jpg

この1年を省みて思う時、私は外来魚捕獲作業を
切り離して考える事が出来ません。
f0086169_2016182.jpg

かんさつ会T代表もこの間のシンポジュームで、
仰っていましたが、ボランティアに関心も体力もあるのに
中々踏ん切りがつかない人が、居るのじゃないでしょうか?
1歩踏み出すのに、大きなエネルギーがいるでしょう。
f0086169_2017868.jpg

もし、そう思って尻込みをしている方があったら、
ぜひ、体験してみて下さい。
私も外来魚作業に興味があると、
Oさんに行った時、Oさんは、
「じゃ、一寸見に来たら」と軽く言われました。
f0086169_20174449.jpg

そして最初は1ヶ月に1回。
それと「餌やり自粛のビラ配り」に参加しました。
このビラ配りは、餌やり自粛に反対する人も居て、
「どうして、餌をやっちゃいけないの?」と
抗議されるのでないかと、ヒヤヒヤでした。
f0086169_20183296.jpg

しかし、そんな事は1度も無く
「ありがとう!ご苦労様!」と返って来る事の方が、
多かったですね。
それ迄にかんさつ会の方々が、
御苦労されて、その時期は越えていたのです。

最初の年は、私の方の事情で半年くらいで行けなく成りました。
今年外来魚捕獲作業が始まった時、
f0086169_2019132.jpg

今年は、もしかしたら続けられるかも知れないと
思ってふらっと行くと、

昨日迄毎週来てる人間を迎える様に、
違和感無く作業の中に入れて下さいました。
そして、10月迄作業を続けました。

大体毎週顔を合わせていると、
何とも言えない豊かさを感じます。
バケツを下げて井の頭を定位置迄歩き、
何カ所かに置いてあるオダ網を上げて、
記録を取って行く、単純な作業です。
f0086169_20194026.jpg

しかし、私は其の域に達していませんが、
その日の風向きで、どこらに外来魚が溜まっているか、
分かる様に成るそうです。

網の中に外来魚に混ざって、在来魚の可愛い滑らかな
魚体に触る時、本当に愛おしく成ります。
「元気で大きく育ってね。」と言って、
池の中に投げ入れます。
f0086169_20205679.jpg

外来魚に対しても、私はこの魚の悲運を慰めて、
バケツに入れます。
水から上げられたギルは、暫くすると動かなく成ります。
人間の手で掬い、人間の勝手で葬られる命に対して、
ギルと向き合って、命を確認して葬る事が、
私達の役目であると思います。

間違っても電気ショッカーで、一網打尽とする事は
私は考えたくないです。
f0086169_20213674.jpg

ある方にお尋ねしたら、この方法は実際的に効力を発揮しないと
言われました。
魚は察知して逃げてしまうのだそうです。

T代表も研究発表で、この単純なオダ網作業が効率よく
成果を上げていると仰っていました。
問題は、この作業を引き継いで行ってくれる若いボランティアが
少ない事です。

かいぼりをして、1時的に外来魚が居なくなっても、
又誰かが外来魚を投げ入れるかも知れない。
其のためにも間断なくこの作業は、引き継がれて行かなければいけない。
f0086169_20222333.jpg

池のある地域に当たり前の様に、そう言う地域グループが
出来る事が理想だと思います。
其のためにも地域の人と人の繋がりを、
T代表は願っているのだと思います。

100年先、井の頭池の傍のムクノキに下草が茂り、
其の傍を、何組ものカイツブリの家族が生活をしている。
そんな未来図を誰もが描いて頂きたいです。
心に描く事は、祈りだと思います。
祈りは何時か、叶えられると信じています。


f0086169_20254098.jpg

今年も後何時間で終わりです。
ブログを通して、お世話になりました皆様有り難うございました。
そして、かんさつ会の皆様、自彊術の先輩の皆様。

私は、本当に素敵な方々にお会い出来た事を
心から感謝します。
来る年も、いたらぬ私ですが、
長い目で見守って下さい。
f0086169_20262628.jpg

皆様にとりまして、2011年が心豊かな年で
あります様に!



(12/28 12.496歩  12/29 10.768歩  
 12/30 10.235歩  12/31  8.371歩)
[PR]
by magic-days | 2010-12-31 20:18
←menuへ