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「ルネ・ラリック展」

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国立新美術館で開催されている「ルネ・ラリック展」に行って来ました。
実は予備知識無しで参りましたから、全くどんな物を見せられるか
期待も無く伺いました。
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                 (途中の休憩室から)
私は、宝石には興味はありませんし、ジュエリーで着飾る楽しみもありません。
でもデザインには興味がありました。
見ていて非常に楽しかったです。
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鳥や花そして昆虫、極身近にある物を、美しく愛らしく
デザインしてティアラやネックレス、指輪が仕上がっています。
それは、身に付けると言うより1枚の名画の様に
飾って眺めていたい美術品です。
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生誕150年と言う事でしょうか、
展示品の多さに圧倒されました。(400点)
楓の種やトンボ、雀、甲虫、蛇、インコ、ポピー、
それらが指を飾り、髪に映え、首に輝くのです。
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大きく「華やぎのジュエリー」と「煌きのガラス」に分けられています。
疲れたと言う事もあるかも知れませんが、後半のガラスは
余り興味がありませんでした。
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出口で家族と待ち合わせて、
ロビーで冷たいジュースを喉に流した時は、
生き返った気がしました。
テラスの椅子で遊ぶ雀を見ていると、
可愛くて生き生きとして、本当に愛らしいと思いました。
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私にとっては、気分転換に来たと言う感じでした。
美しいけど、それだけでした。

野に咲くタンポポにも敵わないだろうと
輝く青葉を見ながら、当たり前の事を思いました。
by magic-days | 2009-07-30 22:43
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