甘い雫
今日は、朝早く目が覚めてベランダのガラス戸を
開けると、雨が降っていた。
柏葉紫陽花は、雨を受けてうなだれている。
梅雨の雨は、何処か仕方が無いと受入れてしまう。
鬱陶しくて嫌だが、この時期降らないでも困る。
四季に寄って訪れる気象は、それを待ち望んで畑の種まきや、
植え付けや、刈り取りをする。
農作業に取って、訪れるべき物が訪れないと
何年も前から、計画して来た行程が狂ってしまい
1年を無駄にする事に成る。
日本人には、日本らしい風土の中から、培われた物があると思う。
日本は昔は、農耕民族だった。
最近鳥を見ていて思うのだが、草を啄む鳥や
小エビや小魚を獲るのや、小鳥や小動物を食べる鳥が居る、
カイツブリは、何度も言う様だが小エビや小魚を捉える、
所謂肉食である。
小さくて可愛いが、結構向うっ気が強い。
自分の何倍もあるカルガモを、追い払ったりする。
この辺で1番強いのは、やはりカラスかも知れない。
ダイサギやアオサギは、住んでいる訳ではないから、
この際考えないでおく。
この頃、カラスが水飲み場に来て、拾って来た食べ物を
洗っている事を発見した。
何かが入っていたビニール袋を、置いて行って中身だけ
銜えて行く。
1週間位前、水を変えようと戸を開けると、
カラスが慌てて飛んで行った。
水飲み場に来てギョッとした。
小鳥の頭だった。
この辺に如何して鷲や鷹は、来ないのだろう?
この辺には、彼らのお腹を満たす食べ物が無いからだと思う。
昔は、野鼠やイタチが沢山居て、大きな高い木もあって、
彼らも住んでいたのかもしれない。
翌日、カラスは置いて行った物を取りに来た。
しかし無いと分かると、何処かに飛んで行った。
そしてそれからは、2度と獲物を洗いに来なくなった。
カラスが来ない様に出来ないかと思っていたら、
何とも簡単に来なくなった。(笑
写真は、雨が降った日に撮りダメした物です。
by magic-days
| 2009-06-21 23:14