井の頭かんさつ会&表彰式
(左・きらん草) (右」ハルノノゲシ)
22日の日曜日は、「第45回井の頭かんさつ会」でした。
雨が今にも降りそうな中、今回のターマ「早春の野草」を求めて、
1班7、8人のグループに分かれて出発です。
私は、初心者子供グループに混じり、楽しいお勉強をして参りました。
単に野草と言えど、本当に奥が深い。
冬の間、菊科の植物は上の写真の様に「ロゼット」で
冬越しします。
身体を低くして地面に葉を広げて、風を避け春に成ったら
茎を広げるための場所を確保しているのです。
受粉の話が面白かったです。
アブはお馬鹿で、蜂はお利口だと某花さんは知っていて、
密を奥の方に仕舞っている。
アブは通り過ぎるけど、蜂はちゃんと解っていて、
隠れてるおいしい蜜を吸って、確実に同じ花を覚えていて
同じ花に又止まる。
(左がセキショウ) (右がカラスノエンドウ)
他にも虫の足が止まると、ぱかっと扉が開いて、受粉が自動的に
出来るし、虫が受粉してくれなかった場合、
花をぱかっと閉じて、その勢いで花粉を撒いて、
自己受粉するのとかあるそうです。
鳥もそうだけど、子孫を残し同族を残すため努力は、
凄いなぁと感心させられました。
人間も頑張らないと、何千年か後に人間は滅亡するかも知れない!
(ショカツサイ)
小雨混じりの2時間余りでしたが、学ぶ事の楽しさを満喫しました。
私のグループの係りの方が、子供好きなのか、本当に上手に子供と
年寄り(?)の分け解らん質問にも答えてくれ、
手当り次第に名前を聞いても、答えてくれる。
この方々は鳥に関しても,こういう状態です。
次は虫だそうです。
その後12時15分から、平成20年度「手づくり郷土賞」の
表彰式に参加しました。
井の頭公園は、大賞を頂いたそうです。
お疲れさま!これからも宜しくの拍手をする為に参加しました。
最後に皆壇上に上がり、記念撮影です。(笑
(左がタチツボスミレ) (右はツボスミレ)
by magic-days
| 2009-03-24 11:36