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(ひよどり)
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この「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読み終えた時、
私は静かな悲しみに満たされました。
こんなささやかな幸せとも言えない物を、
「私」は望んでいたのだろうか?
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「私」は、多分今より半世紀くらい未来に生きて、
情報戦争の戦士として、働かされた上に、知らない内に脳を
いじくられ、命を落とす事に成る。
(つぐみ)
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しかし「私」は自分でも知らない内に意識下に、
理想の国を作っていた。
そこは、現実の世界とは真反対の壁に囲まれた街で、
静かで争いも無く、全ての人に上下関係が無く、
穏やかな生活が毎日続いて行く。
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ただ、そこに住む人々には影が無く、心もない。
この街に入った時に、影と「僕」は別々にされて、
影が死んだら、心も無く成り永久にこの街から出る事は出来ない。
(おおたか)
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心を失わない方法は1つ。
影だけが無事にこの街を逃げ出る。
もしくは、影と「私」が揃って逃げ出す。
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「僕」は、影と一緒にこの街から逃げ出す事を試みたが、
その時この街を「僕」が創った事を感じ取る。
それを知った時に、この街がどうなって行くか、
見定める責任を感じて、影と別れてこの街に残る道を選ぶ。
(メジロ)
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正しく言えば、この街の傍の森の中で一生過酷な労働をして、
自給自足の生活を営んで行く。
その代わり心を失う事はない。
(雀)
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その頃「私」は、晴海埠頭のレンタカーの中で命を終える。
オート・リピートにされたテープが、ボブ・ディランの
「風に吹かれて」から「激しい雨」を歌い続けていた。

村上春樹さん38歳の頃の作品です。
この方は、この作品で何を言おうとしていたのだろう?
(ヒヨドリ)
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人間の幸せとは、シンプルな所から産まれて来る。
と言いたかったのだろうか?

それとも所詮この世に、幸せ等無いと言いたかったのだろうか?
この本の「上」は、凄く面白かったです。
ワクワクとして、子供の時に読んだ「15少年漂流記」を読んだ時の
興奮を思い出しました。
しかし「下」は、深刻で重厚で、苦しい程真面目に成って行きます。
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村上春樹さんは、本当に真面目で、料理がうまくて音楽が好きで
映画に詳しく、女に優しく、でもきっと愛に溺れない人だろうなぁと
何となく思いました。

私は、意識下でどんな街を作っているのだろうか?
それはきっと、今の環境に満足してない点を上げればすぐ分かります。
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この本は2つの話が同時進行します。
「私」は、「ハードボイルド・ワンダーランド」の主人公。
「僕」は、「世界の終り」の主人公です。
そして、2つの話は1つの物語です。


(11/26 7.599歩 /27 9.249歩 /28 8.221歩 
 /29 6.336歩 /30 5.085歩 12/1 13.361歩)
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by magic-days | 2010-11-30 23:17
(結局、この鳥はオオタカでした。本文中ハイタカをオオタカとしてお読み下さい)
         

参考写真
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(今年7月に同じく玉川上水で撮った「ツミ」)


昨日、久我山商店街の帰りに、
何時もの様に、玉川上水辺りを歩いていた時に、
私が「ヒヨドリの森」と勝手に呼んでる林の横に差し掛かった時、
高い梢の上で、カラスが何羽か騒いでいて、
1羽が上から林の中に飛び降りた様に見えた。

「何を喧嘩してるんだろう身内で・・・」と
林の奥を覗くと、1羽が着地していた。
カメラで覗くと、そこに居たのはカラスではなかった。

望遠をフルにすると、それはカラスなんて物じゃなかった!
林は私有地なので、網で囲ってある。

それで、グルッと廻って裏の方から覗くと、
それは鷹の様だった。
模様は「ツミ」に似ているのだが、
大きい!

カラスが上の方で騒いでいた。
その鳥の足下には、獲物が押さえられていた。
カラスは、その獲物を横取りしようしているらしい。

だか、その鳥はカラスを睨んでいるが、
恐れている風でない。

その場で、獲物の羽をむしり取っている。
獲物はたぶん鳩。
(この辺の橋の所で、餌をやる人が居たのだ。
 最近注意書きが出て、やるのを止めていたが・・・)
この辺には何時も鳩が電線に止まって居た。

それで狙われたのだろう。
それにしても、すぐ横は歩道で人通りもかなりある。

高校生の通学道でもある。
その横の林の中で(自動車道の計画が進み、林は縮小されている)
こんな事が起こっていると誰が思うだろう。

帰宅後、色んな人のサイトや図鑑を調べたら、
「ハイタカ」が1番近かった。

この辺(浜田山、久我山、牟礼、下連雀)は、宅地開発が進んでいる。
そんな事と、関係があるのだろうか?
ハイタカも、こんな人里迄降りて来たくはなかったろうに・・・

都市計画も、こういう野鳥の事も考えてくれないと、
日常生活に危険がいっぱいと成らないとも限らない。

以下鳩を押さえたハイタカの写真を載せています。
ご覧になりたくない方は、此処迄にして下さい。



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(11/22 5.781歩  11/23 15.157歩  11/24 17.541歩)

今他の図鑑を調べましたら、「オオタカ」の可能性も出て来ました。
今名前の出ている鳥を小さい順に並べると
ツミ、ハト、ハイタカ、カラス、オオタカと成ります。
確かにカラスより大きかったです。

そうするとこれは「オオタカ」!
一寸信じられません。
こんな平地に・・・・
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by magic-days | 2010-11-25 21:55
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村上春樹さんの「世界の終わりと・・・・」の下巻を読む前に
大きく欠伸をする意味で「ランゲルハンス島の午後」と言う
短編集を読む。
本当に薄い文庫本で、しかも半分のページは安西水丸さんの絵が
入って居る。
(オナガガモ・♀)
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私は安西水丸さんの絵が好きなのです。
そして、春樹さんもお好きらしい。
これは嬉しい事です。
さて、何冊かある「村上春樹・安西水丸の本」の中で、
何でこの本にしたか?
(キンクロハジロ・♂)
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理由を聞かれたら、皆さん苦笑されると思います。
ランゲルハンス島というのは、膵臓の細胞の名前なんです。
如何して私が知ってるか?
それは、糖尿病にかかった時に一寸調べたのです。
(オナガガモ・♂)
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ランゲルハンス島(ランゲルハンスとう、islets of Langerhans)とは、
動物の臓器の一つである膵臓の中でグルカゴンを分泌するα細胞(A細胞)、
血糖量を低下させるホルモンであるインスリンを分泌するβ細胞(B細胞)、
ソマトスタチンを分泌するδ細胞(D細胞)および
膵ポリペプチドを分泌するPP細胞の4種の細胞からなる細胞塊である。
別名を膵島(すいとう、pancreatic islet)という。−wikipediaより
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細胞の名前なのに何々島となるのが、面白くて覚えていたのです。
そして糖尿病の事を、何か面白く書いてくれたのかと
思ったんですね。
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でもこれは、外れました。
いえ、面白いのは面白いです。
村上節が何時もの通り、春の小川の様にサラサラ流れて来て、
いい気持にさせてくれます。
(コサギ)
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ただ、糖尿病のトの字も出て来ません。
まぁ良く考えれば、村上春樹さんと糖尿病は、
似合わないですよね。(笑
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この本は、25の短編から成っています。
その中に「みんなで地図を描こう」と言うのがあります。
春樹さんは地図を書くのが大好きだそうです。
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『僕は1度架空の街の地図を描いて、
 それをもとにして小説を書いた事があるけど、
 これはとても楽しかった。』と最後の方に書いてあるが、
その小説こそ、私が今没頭している「世界の終わりと・・・・」の
事に違いない。
(オナガガモ・♀)
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表紙を捲ると最初に関心を持つのが、細密画風の地図です。
それには誰が描いたと記されていませんが、
私は春樹さんに違いないと思っていました。
ですから、この短編集で判明して私の勘が当たった事が
分かり嬉しくて、娘にこの箇所を読んで聞かせた程です。
(オナガガモ・♀)
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安西水丸さんの絵を、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
混じりっ気の無い色で、まるで色紙を貼った様な絵を書かれます。
この方の絵を見ていると、あんまり複雑に物事を
考えるのはよそうと思います。
(アオクビアヒル)
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単純であるがままの姿は美しいし、人に安らぎを与えます。
つい昨日、ある親子の方とこちらも親子で、
ダブルデートをしました。
そのお母様は、安西水丸さんの絵に似ているなぁと
思いました。
(キンクロハジロ・♂)
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飾りっけがなく、少しも自分を良く見せようとか思ったり、
物事を繕ったりしない方です。
明るくて朗らかで楽しい方です。
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こんなお母様に育まれたお嬢さんは、
もの静かで、ニコニコと笑顔の絶えない
可愛らしい方でした。

4人で座っていながら、いつの間にか私は横に座ってある
お母様と向き合って話していて、
娘は横のお嬢さんと何やら、楽しそうに話していました。
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こんな楽しい時間はあっという間に過ぎて、
外は薄暗く成り出していました。

今日は、本当に逆光の中で皆で輪になって
手をつないで、踊っている様な気分でした。(笑


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公園に珍しい鳥が居ました。
これは多分野鳥でなく、誰かが置いて行ったのでしょう。
そう言えば去年来た時は、支那ガチョウが居ました。
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この鳥も誰かが置いて行き、
ボランティアの方が餌をやり、面倒見てありました。
今年はいませんでした。
何処かに貰われて行ったのでしょうか?
そうだと良いのですが・・・・


(11/19 12.789歩  11/20 11.862歩 11/21 13.331歩)

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by magic-days | 2010-11-23 00:50
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青山で暮らした20年間は、私にとって
やはり1番働き甲斐のあった年代だったかも知れない。
主婦でも、色々主人の転勤に伴って、
働きの重点が、異なって来る様に思う。
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主人の帰りを待って、食事を作り洗濯、掃除だけを
していれば良かった年代。
今から思うとお飯事みたいだった。

それでも自分の家庭が持てて、
自分の好みのカーテンや食器を並べるのは、
楽しい事だった。
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子供が出来て、主人は隅に置いて(笑
育児に懸命だった。
主人は毎日遅く迄働き、私もかつて同じ会社で働いていたから、
その忙しさは、分かっていたので、
最初から、頼りにしてなかった。

「家事も3分の1位はやって欲しい。」と
友人は言っていたが、
頼りにして、裏切られたときの失望を考えると
最初から計算に入れない方が、利口と若い頃からの
体験が教えてくれた。
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そして主人の実家での同居で、
私は義母の生き方を見ていて、
随分勉強しました。

私の実家と比べると、主婦の仕事の領域が広く
従って、権限も大きい。
私の父母は見合い結婚だった。
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義父母は、教会の運営で知り合い、
愛が目覚め家庭を育むに至った。
その過程に於いて、愛を結婚と言う形に成すには、
どちらも同じ様に尽くしたのだ。

そう言う経緯を踏むと、きっと夫婦の権威は
同等に成るのかも知れない。
それでも、戦前ではそうはいかなかったと思うが、
義父母は、随分と近代的な考えの持ち主だったようだ。
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義母は、賢い人だったが賢さが、角隠しの中に
隠れたままで、終わらせた人だった。
しかしそれに甘んじていた訳でなく、
自分がやって来た物の中で1つだけでも、やり遂げたいものだと言う情熱は、
心の奥深くに持っていた様に思う。
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亡くなる10年前頃から、それは顕著に感じられた。
従姉妹が話題に成って、新聞に載ったとき等、
従姉妹のにこやかな顔写真を、長い事見つめていた。

今思うと、義母に何か形として残る物を、
作る機会を作ってあげれば良かったと思う。
義母は俳句の会にも入って、長い事勉強していた。
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友人達が句集を作ったと言って、送って来たのを、
手で擦りながら思いに耽っていた。

しかし、義母はもう一押しと言う強い気持が無かった。
それは中途半端な物は、出したくないと言う事だったのかも知れない。
義母の目指す物は、何時も高い所に有ったから・・・
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私が歩いて来た道中で、義母に会えた事が
1番大きな幸せだった。
青山の街は、何処を歩いても義母と散策した
思い出の道筋である。



「世界の終わりと ハードボイル・ワンダーランド」(上)
                   村上春樹    読了

(11/17 4.844歩  11/18 6.641歩)
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by magic-days | 2010-11-19 17:23
青山墓地
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根津美術館庭園

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(11/15 12.437歩  11/16 13.435歩)
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by magic-days | 2010-11-18 23:33
(鳩)
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今月は自彊術の当番に当たっている。
このところお休みしたり、お教室が取れなくて月二回に
成っていたりで、身体が鈍っている。
今迄も月二回と言う事は、都度都度あったが、
今回はそれより酷い状態です。
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それで、家で1人で何回かやってみました。
最初の頃は、皆様にご迷惑をかけてはいけないと、
家でも予習をやっていたが、
本の解説を見ても理解出来ないのが有って、
家でやる事は、挫折してしまった。
(ムクドリ)
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しかし、無駄に今迄やって来た訳でない事が立証された。
本を時々見るだけで、最後迄やれる様に成っていた。
力の入れ方も身に付いていたのか、
終わったときには、うっすら汗をかいていた。
(メジロ)
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これは、嬉しい事です。
行かれない日が続かなければ、
家でやろうとも思わないだろうし、
従って、自分に力が付いていた事も、分からなかった。
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惰性で行っていたときも有り、
皆様にお会いしたくて行ってたときも有り、
純粋に、自彊術を上手く成りたい等と、思って行っていた事はない。
それでも、力は付いて来ている。
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声を出して身体を動かすと、勿論身体も動きが良く成り軽く成る。
その上に心も軽く成る。
こんな良い事が付いて来るなんて、思いもしなかった。
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だからと言う訳でもないが、帰路の足取りは軽い!
この日はもっと良い事が有った。
この辺は造園業を営んである方が多くて、
あちこちに林の様に木々を育てているのだが、
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その中から、何羽もの鳥が群れて木々の間を
飛び交っていた。
最初は雀だったのだが、その内メジロに成ったから
慌ててカメラで追った。
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こう言う時FZ100は、素早く被写体を捉えてくれる。
FZ28だったら、撮れなかったろう。
本当にFZ100は優れものである。
気まぐれさんのブログに、FZ100について詳しく説明が出ているが、
私がこれを把握出来る時が来るのだろうか?(笑
(百舌)
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写真も心で撮れると良いのに、
鳥をあるがままに、綺麗に撮りたい気持は、
誰にも負けないつもりなんだが、
如何せん技術が伴わない。

少しづつ、物事が好転しようとしている・・・感謝


(11/12 7.246歩  11/13 15.222歩  11/14 12.615歩)
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by magic-days | 2010-11-15 23:46
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これは吉兆の徴だろうか?
それとも私が何かを見逃していて、
そう思ってしまったのだろうか?
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長い事暗い洞窟みたいな所に居ると、
東西南北も定かでなく成る。
そんな状態で冷静な判断が出来るのだろうか?
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1度洞窟を出てみよう。
新しい空気を吸えば、何かが見えて来るかも知れない。
音のない世界から、自然の声と生活の音がする場所に立てば、
心が溶け出して来るだろう。
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小鳥の声の何と優しい事か!
掌で包んでしまえそうな程小さいのに、
枝を掴んだ足のしっかりした確かさ。
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躊躇無く方向を定めて翼を広げる。
それなのに、私は雑念に囚われて
今日の事も決められないでいる。
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季節はドンドン移り変わって行く。
私の周りで、事が淀みなく成し遂げられて行く。
目まぐるしく廻る回転木馬の様に。
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傍には、刈り取られた干し草が束ねられて
山の様に積み重ねてある。
私のするべき仕事はもうない。
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やはり、夢だったのだ。
今朝の予兆は、思いの強さがもたらした幻だったのだ。
私の思いは強い。
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望みが無くなっても、
いや、無くなったからこそ、
思いは強く輝いて、
明るく照らし出してくれるだろう。

行くべき道筋を示してくれるだろう。


(11/10 12.615歩  11/11 4,845歩 )
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by magic-days | 2010-11-12 23:17
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東八道路を少し調布の方に行くと5叉路があり、そこから左に下ると
杏林病院の向かい方向に、丸池公園があります。
そこの丸池と言う小さな人工池の池さらいが有ると言う
お知らせを観察会から戴いたとき、
興味が有って行きたいと思っていたけど、
多分ダメだろうと諦めていた。
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ところがその日は、11時半頃迄に戻れば良さそうなので、
家人の協力を得て、見学出来ることに成った。

丸池は,昔湧き水が出ていて池が有ったそうだが、
いつの間にか涸れてしまって、池も無く成ってしまった。
でもやはり池が有った方が良い。
昔の景色に戻したいと14年前に、地域で集まって話し合い。
10年前に今の丸池が形を成した。
(足洗い場)
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この池は地域ボランティアの管理で運営されている。
この日の池さらいは、小学生希望者とボランティアの方々が、
生○工房と言う専門業者の指導の元に行われた。

作業前にちょっとした式典があり、市議会代表や校長先生のご紹介があり、
1日のプロセスの説明注意事項が有って、式典終了。
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子供達は汚れていい服装に着替え、バンダナ、名札、靴を履いた足を
荒縄できっちり結んでもらう。
泥の中で滑らない様に、靴が抜けない様にだと思います。
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この日参加を希望した子だけが,池に入れます。
それ以外の子と見分けるために(バンダナ・名札)、工夫がしてあります。
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池の水は既に抜いて有り、ドロドロ状態です。
少し水が残った所で、鯉が刎ねて泥を飛ばしています。
20分もすると、何と大きなバスが、3匹も捕まりました。
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10年の間に,もうこの池に外来魚を放した人が居るのです!
驚きました。
地域の皆で思いを込めて作った池に、外来魚を捨てる人が居た。
昔の様に昔居た魚や、虫を育てたいと思って、
作った池だったと思うのですが・・・
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それにしても、子供達のイキイキとした顔。
捉まえたときの歓声。
皆この事を、大きく成っても忘れないで、
決して、池にペットの魚や亀を捨てないで下さい。
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沢山の鯉は、全て始末されます。
学校の先生と少しお話ししました。
その時に,きっぱりと
「鯉は他の生物に取って、害に成りますから!」とおっしゃいました。
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地域で運営する小さな池だから、自分たちの考えを実行出来るのだろうか?
井の頭公園で出来ない理由は、歴史が長く急激な環境の変化は、
他の生物にとっても、良く無いと言う考えも有るそうですし、
鯉を愛して集まる都民の感情も、無視出来ない事も有るのかも知れない。
(ナマズ)
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大きな組織に成れば、それだけ運営も難しい。
人の思いも夫々だから、纏まらないのだろう。
難しい問題だから、1歩1歩ですね。
(在来魚を保管する水槽)
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引き上げられた在来魚は、田んぼに作られた水槽で保管されて、
1週間後に池に水を張り、戻される事に成る。
沢山戻って来て欲しいです。

丸池のポスター
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(追加11/9)
私はこの日現場に、1時間一寸しか居られなくて、
どう言う結果に終わったのか気に成っていました。
ところが本日(11/9)かんさつ会のt・hさんから、連絡網を使って
読売新聞に記事が出ていると、お知らせが入りました。
早速拝見しましたら、ブラックバスが16匹とアメリカザリガニ、亀が
掬い上げられたそうです。
在来魚は14日日曜日に池に放流されますが、
それ迄は水槽に保管されている様です。
t・hさん、お知らせ有り難うございました。
当日は,擦れ違いに成った様です。
お会いしたかったです!

(11/10追加)
先日(11/5)行われた「多摩の生物多様性のシンポジューム」は、
私は残念ながら行けませんでした。
どうだったのかと知りたかったのですが、
これもかんさつ会のt・mさんが「武蔵野三鷹」
記事が掲載された事を教えて下さいました。
かんさつ会代表の講演にも触れてありました。
何を話されたのか、機会が有ったら何方かにお尋ねしてみます。

もし興味がお有りでしたら、サイトへいらして下さい。




(11/5 6.309歩  11/6 6.812歩  11/7 9.563歩)
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by magic-days | 2010-11-09 10:55
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最近は,家の中に居ることが多い。
家族が私を必要としているから・・・
外来魚捕獲も生物多様性のシンポジュームも
参加出来なかった。
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今迄にも、そう言うことは有った。
義父母の介護をしてる時も、友人の誘いを何度も断った。
付き合いが悪く成ったと言われても仕方なかった。
でも今は,ブログが有るから外との関係は保って行ける。
有り難いことです。
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私はその間、読みたかった本を読める時間を得た。
秋の内に植え替えたいと思っていた植木鉢も半分は済んだ。
そう言う時間が持てるだけでも、恵まれている。
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与えられた時間を十分に有効に使う道を、
年と共に覚えた。
年を取ると言うことは、本当は素敵なことかもしれない。
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村上春樹さんも言っていた。
冷蔵庫を開けて、梅干しと何がしかなくても、
がっかりしなく成った。
年のせいかもしれないが・・・
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植木鉢の植え替えで1番大変なのは、古い土の再生である。
こう言うときマンションは本当に不便である。
以前は,古い土は庭の片隅に盛っていると、
その内に枯れ葉や虫の死骸やら、色んな物で緩和されて、
何もしないでも,1、2年すると使える。
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皆さんはどう為さっているのでしょうか?
私も去年頃から試行錯誤を繰り返している。
まだ,これと言って打開策はない。
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ただ今年から、ザルを使って底石と土を分けて、
別の袋に入れ、土の中には木灰を混ぜ入れ、そのまま置いておいて
使うときに、「再生土と混ぜて使う土」と「肥料」を混ぜて使うことにしている。
上手くいくだろうか?
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昨日アメリカの国立公園をご主人様と3ヶ月掛けて車で、
旅行しているnanaさんから、2度目のはがきが届いた。
元気で楽しく旅を続けている様子は,ブログで拝見しているけど、
こうやってハガキを戴くと嬉しい。
しかも今回は、切手が私が大好きなキャサリン.ヘップバーンだったから
本当に嬉しかった。
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nanaさん、ありがとう!
気を付けて旅を続けて下さいね。

どう言う状況でも、それなりの楽しみや、発見や喜びは有るのだと思う。
それを見付けられるか,どうかの方が問題なのかも知れない。

もっと情況が大変に成っても、
同じ思いでいたいものです。
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村上春樹さんのデビュー作「風の歌を聴け」読了
31年前の作品、29歳で千駄ヶ谷でジャズレストランを
経営していた時に書かれたもので、群像に投稿していたのを忘れていて
「群像新人賞」の知らせを受けた時、何のことがピンと来なかったと言う。
才能の閃きを、この時に既に発揮していたと私は思う。


(11/2 9.481歩  11/3 8.372歩 11/4  6.573歩)
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by magic-days | 2010-11-06 17:26
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続と付いているのは、勿論前にも有ったからです。
何年前に成るだろう?
「うずまき猫のみつけ方  」を読んだ時に、使いました。
今回は「走ることについて  
      語るときに 
     僕の語ること」と言う、長たらしい題のメモワール。

これを読んで確信したことは、前にも書きましたが、しつこく今回も書きます。
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私は村上春樹の小説は、理解出来ないけど、
エッセイ(今回は作者が、メモワールと言っているが・・・)は、
断然好きです!

何もかにもが、腑に落ちる。
こんなにこの人の人生に対する考え方や、
生き方を理解出来るし、共感出来て、
及ばずながら、私も今そう言う心境だと認められるのに、
なぜ、小説は理解出来ないのか?!
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もしかしたら、私が英語が苦手だからだろうか?
日本語と英語の文章の並べ方が、
全く違う。
『私は、友人と学校に行く。』
英語では、
『私は、行く。学校へ 友人と。』
(だって、この本の題からしてサッと頭に馴染みますか?)
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私は英語を初めて習ったときに、
これに付いて行けなかった。
苦手意識がこの時に完全に出来てしまった。
その侭素直に覚えようとしないで、
「なんでそう成るの?」と考えてしまう所に
私の弱さが有る。
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村上春樹の小説は、何故に外国人に受けするのか?
もしかしたら、頭の構造が欧米人に近いのでないだろうか?
これは、私のやけくその結論で、こんな事が有る筈が無い。

ところで、彼は日本で講演は殆どしない。
だが、アメリカではしている。
この本にも書いてあるが、大学で講演をしたときに
学生が400席用意した会場に、1,700人も詰めかけた。
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彼は英語の方が楽だからだと言う。
英語が達者だと(だが彼は英会話は別だと言う)言うことは、
勿論だが日本語だと言葉が頭の中で、
海の様に溢れて出てくるから、
その中から選び出すだけで、大変だそうだ。

それだけ、この人の頭の中には、1つのことに対する表現の単語が
もの凄い数、ざっざっざざざざ・・・と出て来る訳ですね。(笑
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小説家と言う者は、皆さんそうなのでしょうか?
凄いモノです。本当に尊敬しますね。
その中でも、村上さんの書かれている体験談は、
奥が深く、誰でもが頷ける者ではないかも知れない。
だからこそ、真実なのだと思う。
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こう言うことは千差万別、その人の経験はその人のものだから、
そうそう同じことはない。
しかしそこから出て来た教訓は、共感は出来るものだと思う。
過程は違っても、結論は似た様なものであることは、しばしば有ると思う。

次は、村上春樹の小説を読破してみようと思う。
これ程共感出来る小説家の本を、
理解出来ないことが有ろうか?!
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いや、有るかも知れないが・・・笑

この題は、村上春樹さんが尊敬する作家、
レイモンド・カーヴァーの短編集のタイトル
What We Talk About When Talk About Loveを
原型に使っているそうです。


写真説明

最初の鳥は「コゲラ」です。
1枚目が最大望遠で撮り、2枚目からはトリミングしました。
この写真の面白い所は、コゲラがアンテナの縦棒を木と間違えて、
突っついている所です。
コゲラは、木の幹を突っついて、虫とか仕留めます。
この子は、アンテナを木と間違っているのです。
普通カラスや雀、ヒヨドリは、アンテナの横棒に止まります。
こんな所に停まるのは、コゲラくらいでしょうか?(笑


(11/1 11.655歩)
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by magic-days | 2010-11-02 21:16
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