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「風の果て・下巻」を日曜日の台風到来の日に、
思わぬ事で時間が出来殆ど読み終え、次の日散歩先の井の頭公園の喫茶店で
読み上げた。
何かに憑かれた様に読むのはなんでだろう?

もしかしたら、今の窮地の理由や打開策が浮かんで来るかも知れないと言う
気持ちが無いとは言えないかも知れない。
時は江戸時代後期、侍の実力も威信も消えつつある時である。
貧しい小藩が生き残る道は、ひたすら開墾であり農業であると
信じる又左衛門が得た物と無くした物。
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こんな時彼はなぜ無くした物(友)を掛け替えが無いものと思い、
得たもの(広大な農地)は、どうでも良かった物ではないかと
後悔するのだろう?
人は各々歩く道が違う。だから得る物も失う物も違う。
自分だけが失っているのではない。
失う物が違うから人のは見えないだけなのだと思う。
だから人を羨ましいと思ってはいけない。
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それは、思い上がりである。
5人の道場仲間が、外に出て歩き出して年と共にその歩く道は
離れて行く。
そして行き着く先では、仲間の顔も見えない程開いてしまった。
自分の信じる道を歩いて来たと自負しても、
こんな時その気持ちも揺らぐ。

ただ彼と舅との交流と舅への尊敬の念が最後迄貫かれた事は、
救いであり、爽やかな風の舞の様に感じる。
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by magic-days | 2007-10-30 23:55
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昨夜の台風はあっと言う間に近付いて来て、荒れまくって過ぎ去って行った。
もよの部屋からバルコニーの惨劇を見ていても、
今更どうしようもない。
今回は油断してしまった。
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椅子二脚とテーブルが折り重なり一山にかぶさって
団子状態。
庭履きが生きているみたいに、「ずずー、ずずー」と風下の方に
動いて行く。
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つい2〜3日前、枝が張って来たので、ベランダでは狭苦しいだろうと
バルコニーに運んで来た匂いゼラニュームが、無残な事に成ってしまった。
善かれと思ってした事が裏目に出てしまった。
何と言う事だ。
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今朝は、それらの後始末に時間を随分取られてしまった。
椅子とテーブルは、麻紐で固定する。
匂いゼラニュームの折れ曲がった枝を切り離してやる。
何本か挿し木する。
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やれるだけやって、朝の散歩に出かける。
至る所で、台風の名残りに出逢う。
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久しぶりにタマちゃんのパパとママにお会い出来、立ち話。
タマちゃんのアトピーは動物病院で何日か対応シャンプーとお薬で
すっかり直っていた。良かった!
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高源院に入ると、枯れ葉が歩道にいっぱい!!
なんて綺麗なんだろう!
Snap of 鎌倉の鴎渚さんのまねっこで撮ってみました。
画家も最初は模写するって言うからさっ・・・
だが模写になってない!(爆笑
頑張ります!
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by magic-days | 2007-10-28 17:18
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25日は十五夜でした。
栗名月とも言うそうです。
何だかハッキリしないお天気だったので、お月さまのお顔は
拝見出来ないと諦めていたのですが、夕食後ベランダに出ると
雲間に垣間見る事が出来ました。
夏から秋へ不思議と月も秋のお顔に成るから面白い。
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先日もよの部屋の硝子戸に鳥の影が映っていたので、
急いでカメラを持って戻ると何とヒヨドリだった。
こんなに近く迄来る様になったのか!と思い嬉しかった。
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こちらは、散歩の時に見つけた雀の親子です。
これがヒナ。
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私が下でカメラを構えているので、何事だろうと五月蝿く鳴いて
親を呼んでいます。
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親鳥は近くの電線から、私を警戒してヒナに何事か言っている様です。
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私が去る仕草をすると親鳥は戻って来ました。
すっかり悪者な私です。
ヒナは未だ飛べない様ですから、ここに巣があるのかも知れません。

何か人間では無い生き物と共に暮すと言う事が、
こんなに心安らぎ、時めく物だとは・・・・

「天には月、地には花、そして枝に鳥。
 
 淋しくなったら、耐えれなくなったら、

 手を差し伸べ月の雫を掬い給え。」
  
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by magic-days | 2007-10-27 00:15
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藤沢周平の「風の果て・上巻」読了。
先週からNHKで放送が始まっている。
実はそれと平行して読み進んで行こうとか思っていたのだが、
ちょっと甘かった様で先が気になって
ドラマの進展を待てずに読んでしまいました。

この方の登場人物像はしっかりとしている。
頭の中でしっかり出来ている。と言うかこの方自身なのかも知れない。
若い頃の道場仲間が、青春に別れを告げ現実社会に入り込み、
家柄で容赦なく隔てられて、対等に接しられたのは道場の中だけだった事を
色んな事件や場面に立たされて、嫌と言う程知らされる。
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冷や飯食いから何としても這い上がりたいともがき、婿として迎え入れられた
先の家の格に依って将来が決まって行く理不尽。
社会の仕組みは今も昔も変わらない。
自由になったと言うが、大きな枠組みはそんなに簡単に
取り払わられない。

藩の為と言いつつ、自分の家(派閥)大事なのも今の政治家も同じである。
変わったのは上辺だけで、中身は「100年1日のごとし」である。
主人公は、婿に入った家を土台に自力で上へ登ろうとする。
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義父も彼に機会を与えたのは、主人公の力を見抜き藩を借金の泥沼から
這い上がらせて欲しいと思っていたのだろう。

自分の力を過信していた彼に、今の立ち場の違いを思い知らせる
道場仲間だった男の態度にハッと気付き、否定出来ない事に
深い傷を負う。
ここの主人公の心の動きが、これからの物語を大きく変えて行く
きっかけになるのではないかと期待している。
後編が楽しみである。
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by magic-days | 2007-10-25 00:12
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秋が日1日と私の周りを埋めて行く。
夏の疲れも熱もすっかり奪ってくれる様な気がする。
身体の垢や埃を軽やかな秋風が遠くへ運び去ってくれる。
そう思える程身体はすこぶる調子良い。

今日は診察日である。
担当医が独立したけど、週1日外来医として勤務するので
同じ先生の方が良いだろうと今迄通り何も変わらない状態です。
こちらに来て2年ちょっとのおつき合いになる。
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「調子は如何?」から始まり、血液検査の結果、これからの治療と
お決まりの事が終わり、自彊術の話に成る。
「どんなの?ヨガみたいなの?」と聞かれて、
身体中全てを動かし叩き摩り揉むと言うと、笑いながら
「へぇー!それは良いわね。時間は何時間くらい?週何回?」と聞きながら
メモってる。
いつもここに座って話していると、情報提供してる様な
モルモットにされてる様な妙な気持ちに成るが、
最近は、「情報提供はするから治療方法考えて下さいよ。」と呟く。
医師と患者は、二人三脚なのだと思う。
足並みを揃えて協力するべきである。
先生は、一通り聞くと必ず助言を与えてくれる。
私達は良い関係を作って来たし、この関係を大切にしたいと思っている。
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1か月程姿を消していた高源院の鴨が戻って来ました。
最初の日は5羽でしたが、今朝は8羽程に増えていました。
亦賑やかになった。嬉しい!!
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久しぶりに野良猫シャムが姿を見せた。
夏の間1度も姿を見せなくて、あの暑さで弱っているのではないかと
心配していたが、相変わらずの凛とした目の輝きを見て安心した。
「良かった!皆元気で・・・」
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by magic-days | 2007-10-22 23:39
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ちょっとした用で吉祥寺に出かける。
時間もたっぷりあったので、被写体探しながら井の頭通りから
公園に入って行く。
今の季節は、擦れ違う人達が穏やかな表情でにこやかな雰囲気がすきだ。
これは季節もだけど、週日と言う事の方が大きいかな?
上はビル2階にびっしりキッチン用品をデコレーションしたウインドー。
下から見ると壮観です。
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公園に入ると木陰でスケッチしている人が、互いの作品を批評している。
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物思い? 
人恋しい秋の昼下がり・・・・
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この小犬、さっき鳩を追っかけていた。
鳩も慣れた物で飛び上がらず、ぴょんとからかう様に飛び退くだけ。
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早めに色付いた葉が、湖面を彩り水鳥が戯れている・・・


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帰りにデパートでやってる「福岡物産展」で「梅ケ枝餅」を買う。
故郷福岡の太宰府天満宮の門前で焼いている。
芳ばしい香りが漂い、子供の頃母や姉達とお詣りに来ては
食べさせてもらった。
皆子供で、母を囲んで嬉しいひとときであった。
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by magic-days | 2007-10-19 15:24
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先日「竹細工の田中旭祥」さんの百年展の話をしていましたが、
期日と場所のお知らせを戴きました。
御興味がお有りの方は是非お出かけ下さい。
2007.10.26.fri〜28.sun10:30〜18:00
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ギャラリー「陶花」TEL03-3992-1197

交通機関 西部池袋線  江古田駅徒歩3分
     都営大江戸線 新江古田駅徒歩5分
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by magic-days | 2007-10-18 23:49
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今朝早く「もよ」の抜糸のため動物病院に行く。
もしかして、今回は麻酔を使わないから暴れるかも知れないと
皮の手袋を持って行く。
診察台に上げると、前の事を覚えて居るのか
下りようとする。
医師は上手く押さえて瞬間離し目盛を確認。体重は3.1キロ。
手術前より100g増えている。
ちょっと避妊後食欲が無かったから、心配だったが増えてるなんて
結構食べていたんだ。(苦笑
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抜糸が始まると思った通り威嚇し始める。
当たり前だよね!何されるか分からないんだもんね。
それでも前足をしっかり押さえ「もよちゃん、大丈夫だからね」
「酷い事を先生がしたら、ママが咬んであげるから」とか言ってなだめる。
しかし、「もよ」はこの間の時と違って格段私の事を
信用している!と感じた。
威嚇は医師に向かってのみされ、私が掴んでる前足は私の手に委ね
抜き取ろうとはしない。
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抜糸が無事済み、医師に今の「もよ」の家での状況(昼間はケージで夜だけ
出している)を話す。
「こんな飼い方でもいいのでしょうか?」と聞くと
「あずとは相性が悪いのだろう?これは直らないかも知れないよ。
それでも、野良で暮すより良いに決まってる。」と
今の状態でOKだと言って下さったので、ほっとした。
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可哀想ではないかと、私の独りよがりで無いかと何時も責める気持ちがあった。
でも医師は、里親さんを捜しても今より幸せとは限らないとも言ってくれた。
もう、迷わない。
「もよ、貴女は家で死ぬ迄一緒よ。あずちゃんとも上手く交わして
生きてね。」と頭を撫でる。
それでも私は何時かあずがもよを受け入れてくれる様な気がして成らない。
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by magic-days | 2007-10-18 00:12
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マンションの紅葉が少しづつ始まった。
同じ種類の木でも、まだ青い木もある。隣同士でもそうなのだから
日当たりがどうのと言う問題ではないようだ。

今日は寒い上に雨も降り読書がはかどった。随分前から抱えていた
「おひとりさまの老後」(上野千鶴子・法研)をやっと読み終えた。
結論から言えば、親の介護をした経験が有る方にはこれと言って
目新しい事が書いてある訳でないから、
強いて読む必要は無い様に思うが、老後を初めて経験する人には、
それなりに役に立つかも知れない。
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私の父は糖尿の合併症を抱えていて、母は看護が大変だった。
私はその頃高校生だったので、余り手伝いにもならず姉が家事をやっていた。
今思い出しても母が気の毒であった。

病気をしていたのは父だったのに、私は母が可哀相だと思った。
何故だか分からなかったが、今だったら分かる。
人の為ばかり働いて来た母が、自分の楽しみがこれからと言う時に、
それを阻んだ父の病気に同情が出来なかったのだ。
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しかし、結婚して暫くして義父が脳硬塞で倒れ後遺症が残った時、
義母も自分を無くして看護に当たった。
もうその頃義母は70代であったから気の毒であったが
気丈であった。

(最後の2枚の写真は、最近良く行く井の頭公園の喫茶店。)

2人の女性の連れ合いの看取りに接して、そしてその後の生活を
見ていて私なりに自分の老後に対する覚悟みたい物が漠然と
出来てきていた様に思う。
それはこの本にも書いてあったが、いずれ1人の生活をする事に成ると思えば、
それなりの心構えをして精神的に独立した生活をする事である。
ある日急に今日から1人暮しと言うのは戸惑うし、放り出された様な
孤独感に参ってしまう。
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1人暮しの食事とはどう言うものか?
1か月の生活費はどのくらいか?
近くの病院と顔なじみに成っておくとか、
何かサークルに入って顔見知りを作っておくとか
思いつく事を少しづつ準備しておけば、
いざそうなった時、冷静に迎え撃てる気がする。

高齢化社会と言われて久しい。
私が80代に成った時、隣もその亦隣も1人暮しの高齢者で、
同じ価値観の者同士が仲良く静かに暮らせるのでないかと
楽しく想像しているのだが・・・・
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by magic-days | 2007-10-16 20:51
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昨日は自彊術の教室の初日でした。
途中で鳥の声や花に呼び止められて、道草を食っていたので
遅刻しそうになり慌てて久しぶりに走りました。
走りながら子供の頃と変わっていない自分に気が付き苦笑。

お教室は和室です。
中央に炉が作れる様に成っているので多分茶室にも成るのでしょう。
先生は今日は、代理で無く正式の先生で初対面である。
色白の綺麗な方である。(後でサイトを見て幹部の方だと知った・冷や汗)
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「正座がお出来に成らないのね?でしたら立ってやって下さい。
自彊術は左右対称の姿勢を保って頂くのが原則ですから、
片方に寄った崩れ正座はしないで下さい。
胡座や足を伸ばして後ろに寄っ掛かってもいいけど・・・」

私の右足首は堅い親指も堅い。股関節が堅いのと血流が悪いのかも知れない。
若い頃はお茶や謡をやる時は正座だったから、
50代頃から出来なく成ったのだろう。

1時間半があっという間だ。
やってみて気が付いた事であるが、私が今迄やって来たこういう類いの
総集編みたいなものである。
足裏マッサージ(英国)もあるし、四股や土踏まずを拳で叩くのは、
空手教室(中国)の健康体操でやっていた。
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前屈や開脚や言葉で説明は難しいが「優しいヨガ」(インド)で
自己流でやっていたものが折り込まれている。
そして今、日本の健康体操「自彊術」を始めようとしているのも
意味ある事である。

国は違っても身体の作りは同じなのだから、健康体操が似通っていても
不思議は無い。

終わって、先生が「如何でしたか?」と尋ねられたが
未だ、何とも言い様が無く黙って考えていると
「貴女、前に何か為さっていたでしょう?
ちゃんと成っていましたよ。」と言われて、
そう言えば、昔空手教室に通っていたなぁと思い出した。
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身体が覚えていたのだろうか?
久しぶりに号令に合わせて、自らも声を出して(呼吸法)
身体を動かす爽快感を思い出し、思いきって門を叩いて良かったと
先生や先輩達との巡り合わせに感謝であった。
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by magic-days | 2007-10-14 22:41
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