「帰省」

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藤沢周平さんが、亡くなられて11年を経て出された
未刊行エッセイ集「帰省」を読む。

11年も経って、本人は出すつもりにしてなかった物が
世に出される事を、ご本人はあちらの世界で苦笑いしてある事だろう。

納められているのは、殆ど出身地の地方誌に書かれた物が多く、
今迄に出されたエッセイ集に納められなかったのは、
話題が全国的な物でないからとご本人がどけていた物だと言う。
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それだけに,と言うのも可笑しいが、内輪の話を聞かせてもらう様な
口元がこそばゆい思いがする。

奥様やお嬢様とのやり取りも面白く、何処の家庭でも同じだなぁと
可笑しかった。
郷里での少年時代や勤め先での事等も興味深い。
この頃知り合ったり,お世話になった方々との付き合いが
否応無く藤沢周平さんを文学の世界へ導いて行った様に思う。
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特に「鶴ケ岡城」や「古田織部」にまつわる日本歴史は、
この方の知識の深さを知らされる。
確かに時代小説を書いてある方だから、当たり前と言えば当たり前なのだが、
小説を読む様に面白かったのだ。

又、新人賞が決まる迄の経緯等も、決まる迄は淡々としてあったが
決まってから喜びが込み上げて来る所も、この方らしいなぁと思った。
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映画の話等もこの方にしては,珍しい話で面白い。
又、郷里の庄内に美術館が無い事を非常に残念に思い。
美術館を作る事により、市民の精神的な充足が得られる事を
期待していたようである。
藤沢さんが亡くなられてではあったが、庄内にも美術館が出来た。
天国で喜んであるだろう。
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この鴨さんが,高源院のカルガモの中に紛れていました。
マガモさんに似てるけど、何か違う。
勿論カルガモさんじゃない。
「貴女は、だ〜れ?」
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アトリエ マリさんから展示会のお知らせが来ました。
今回も可愛いのがいっぱい!
無くならない内に、予約入れました。(笑
早い者勝ちです!


Atelier Maryの個展即売会会場

住所 東京都大田区大森北4−7−1
           守屋ビル601号

 サイト http://www.ateliemary.jp

何かお訪ねしたい事が出来ましたら、サイトの方に
メール出来る様に成っていると思います。
本人は、今忙しいので返信は遅れるかも知れませんが、
宜しくお願いします。
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by magic-days | 2008-10-21 20:40
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