「こころと脳の対話」

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先日河合隼雄先生と茂木健一郎さんの対談集「こころと脳の対話
を読みました。
読了後直ぐに思った事は、
大切な方を亡くしてしまったと言う事です。
河合隼雄先生は、先日読んだ「もうろくの詩」の
森毅先生と同じ京都大学で学び、共に青春を謳歌なさり、
その後も交友を続けられていた、言わば竹馬の友です。
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この本を読んでいると、孫悟空(茂木健一郎)とお釈迦様(河合隼雄)の
対話を思い出しました。
けして三蔵法師でなく、その上ですね。
ちょっと厳しいかな?
脳を科学の立ち場とユング派の立ち場から、研究して来た方の
対話であるけど、良く有る様な科学の方が高度とか
そう言う話では有りません。
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どちらも、良い所を認め合い何時か合体した研究をしたい物だと
言い合っている所が、凄く未来を感じます。

1番興味があったのは、河合先生の「箱庭治療法」と「夢の意味」
それとこれは特に最近私も興味が有る「シンクロニシティー」の話。
面白かったですね。
やはり私は科学よりこういう方面が、納得出来るし興味が有ります。
しかし、そちらにばかり偏らずどちらにも、目を向けていたいと
思います。
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河合先生が、『脳を科学で制覇して「こころ」も理解したと
誤解しないで欲しい。』と言われた言葉が、現代社会に対する
重大な遺言の様な気がします。

又此処で言うのも何ですが、森毅先生の
「現代は多様性の時代だが、バランスを失ってはいけない。」
と言う言葉を新にしました。

こういう話は、私の思い込みと思い入れが深いので
良い加減にお聞き流し下さい。(笑
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by magic-days | 2008-09-14 09:00
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