人気ブログランキング | 話題のタグを見る

オシドリの災難

オシドリの災難_f0086169_14384951.jpg

1週間位前の朝日新聞に、井の頭公園のオシドリの雛の嘴に
釣りのルアーが刺さっていて、鉛のおもりも付いているとの
情報が入り、そのオシドリの行動を調べた結果、
水中の餌を掬うのは支障がないが、地上の餌を拾うのは
難儀しているようだと載っていた。

その記事を纏めた井の頭観察員の調査の詳細が出ていましたので、
添付します。詳細はこちら
オシドリの災難_f0086169_22365581.jpg

上の写真は、神田川のオシドリの幼鳥です。
この記事にも書いてあるのですが、オシドリは卵を木に
巣を作り孵すそうです。
雛は何日も経たないのに、小さな羽をバタバタさせて地上なり、
水上に降りるそうです。
神田川が大雨で増水した時、オシドリ親子は無事だったのに
カルガモ親子が全滅した時、謎だったのですが、
オシドリの災難_f0086169_15153465.jpg

                     (神田川のカルガモの親子)
あの位成長していれば、ちょっとした岩に飛び乗れたのかも知れない。
等と想像し、カルガモの親鳥の判断ミスだけを指摘して
悪かったなぁと反省。

身近なスズメや烏さえも、知らない事が多い。
まして、オシドリやカルガモの事など、
都会に住んでいれば目に入る事などないから、
興味があって調べない限り、知らないのは当然かも知れない。
オシドリの災難_f0086169_15225647.jpg

しかし、釣り針やビニールが水鳥を脅かす事は、
被害が時々紙面を賑やすので、知らなかったとは言えない。

たかが水鳥と言うなかれ、私たちは知らない所で生態が循環して
人間や地球も助かっているのです。
この地球に生きてる限り、私たちはお互い何らかの恩恵を、
受けていると思って間違いないと思う。
オシドリの災難_f0086169_15243518.jpg

鳥や野生の動物の為に何もしなくても良い。
只危害を加えたり、危害に至る事はしてはいけないと
つくづく思いましたよ。
by magic-days | 2008-07-07 21:44
←menuへ