「西の魔女が死んだ」

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良い本に出会えた。
この本は、私が長い事目指した生活や、今の社会に違和感を感じる原因を
明らかにしてくれています。
梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」

主人公まいの母親は、イギリス人と日本人のハーフ。
そして祖母はイギリス人の魔女?(笑
まいは、学校生活に嫌気がさしていた。

母親は、自分の学校生活を思い出せばその原因は、想像がつくだけに
何も聞かないで、車で1時間の田舎で暮らすまいの祖母の所に
暫く預けるのです。
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祖母と孫の何ヶ月かの生活がこの本の舞台であり、本題です。
祖母は、孫がどうしてここに連れて来られたか、
何1つ聞かずに暖かく厳しく包み込む様に、
まいの心を癒して行きます。

魔女とはそもそも何か?
聞いていて素直に頷ける所が良い。
そして、祖母がなぜこんな山の中で原始的な生活をしてるのか
まいに説明する所は、私は凄く納得出来たし、
出来れば私もこういう生活がしたいと思いました。

ここに越して来て、少しはかなえられているけど・・・

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まいの母親が本当は祖母の事を恐れている。
と父親から聞かされた時、
まいは驚く。
そして私もドキッとしました。
私も義母が好きだったけど、本当は何処かで恐れていたのかも知れない。

そしてこの本の中に描かれている自然の景色や音が、
読んでいると自分もその中に居る様で、
小鳥の声も聞こえて来るようだった。
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先日書いた「泰山木」と「朴の木」が比較されて出て来るのも
嬉しい偶然である。

人の死についても、優しく愛情深く書いてあるのも素敵である。
誰でも何かしら得意な物を持っている。

もしかしたら、魔女になれる人が私の近くに居るかも知れない。
私だったら、どんなに嬉しいだろう?
だけど今迄に1度も、気配も感じた事がない。
残念な事に・・・・(笑


もうすぐ、映画になって放映されます。
これも楽しみにしています。

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by magic-days | 2008-06-07 15:02
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