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60にして習う。遅からずや!

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昨日は中1週間、お休みを入れての自彊術のお教室でした。
春は皆さんお忙しいのか、お2人が途中でお帰りに成りました。
お稽古を始めて半年が経ち、少しも息切れや痛みを
感じないで付いて行ける様になりました。
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お稽古が終わって、先生と3人の生徒で何となく
介護保険や無料バスパスのお話しに成りました。

今迄知らなかった事が多いのに驚きながらも、
皆さんがそう言う事に無関心で居られない世の中なのだと
教えて下さっている様に思いました。
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ここのお教室では前にも申しました様に、
私が1番年下です。
そして皆様の方がお元気で自彊術も
大体の型をこなされます。

お年寄りを大切になんて申しますが、
ここでは、私が気を使って頂いています。
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ご主人様を看取るお話しが出て、男の方が残るのは
可哀想だと言う話に成った時に1人の方が、

「そう、だから主人が先に逝った時に、『あー、私はいつでも死ねる。』と
思ったのよ。」と仰って、一瞬皆ドキッとしてその方を見ました
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そして直ぐに察して、
「そうね、妻の役目を果たしたと言う事よね。」
「私は、この人より先に死ねない。そう思うと気が張っていたわね。」

「そんな思いをして妻達が暮らしているなんて、思っていないでしょうね。」
「でも、今は1人になってとっても楽よ!」とさっきの方が仰ったので

 皆で「それは、そうね。」大笑いでした。

寂しいと言う思いとは別に、そう言う気持ちがあっても
当然だと思います。
どんなに男女同権でも、私達世代は旦那さまを支えて来た
と言う思いの方が強いのです。
by magic-days | 2008-04-06 20:52
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