総ての道は1つに・・
昨日は自彊術の教室の初日でした。
途中で鳥の声や花に呼び止められて、道草を食っていたので
遅刻しそうになり慌てて久しぶりに走りました。
走りながら子供の頃と変わっていない自分に気が付き苦笑。
お教室は和室です。
中央に炉が作れる様に成っているので多分茶室にも成るのでしょう。
先生は今日は、代理で無く正式の先生で初対面である。
色白の綺麗な方である。(後でサイトを見て幹部の方だと知った・冷や汗)
「正座がお出来に成らないのね?でしたら立ってやって下さい。
自彊術は左右対称の姿勢を保って頂くのが原則ですから、
片方に寄った崩れ正座はしないで下さい。
胡座や足を伸ばして後ろに寄っ掛かってもいいけど・・・」
私の右足首は堅い親指も堅い。股関節が堅いのと血流が悪いのかも知れない。
若い頃はお茶や謡をやる時は正座だったから、
50代頃から出来なく成ったのだろう。
1時間半があっという間だ。
やってみて気が付いた事であるが、私が今迄やって来たこういう類いの
総集編みたいなものである。
足裏マッサージ(英国)もあるし、四股や土踏まずを拳で叩くのは、
空手教室(中国)の健康体操でやっていた。
前屈や開脚や言葉で説明は難しいが「優しいヨガ」(インド)で
自己流でやっていたものが折り込まれている。
そして今、日本の健康体操「自彊術」を始めようとしているのも
意味ある事である。
国は違っても身体の作りは同じなのだから、健康体操が似通っていても
不思議は無い。
終わって、先生が「如何でしたか?」と尋ねられたが
未だ、何とも言い様が無く黙って考えていると
「貴女、前に何か為さっていたでしょう?
ちゃんと成っていましたよ。」と言われて、
そう言えば、昔空手教室に通っていたなぁと思い出した。
身体が覚えていたのだろうか?
久しぶりに号令に合わせて、自らも声を出して(呼吸法)
身体を動かす爽快感を思い出し、思いきって門を叩いて良かったと
先生や先輩達との巡り合わせに感謝であった。
by magic-days
| 2007-10-14 22:41