暑い日は・・・

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暑い昼間は眠くなるのを我慢して本を開く。
「暑いなぁー」と思ってる内に物語の世界に引き込まれる。

小川洋子さんの「ブラフマンの埋葬」は不思議な本だった。
この方の本には、時々ペットとは思えない動物が出て来て重要な役割を
果たしている。
「ミーナの行進」では、庭の池に象が泳ぎ子供の学校の送り迎えをする。
そう聞くととてつも無い絵空事の話と思うかも知れないが、
物語の中に入り込めば、それはとても微笑ましく受け入れられるから
不思議である。

この「ブラフマン」は犬の様で狐の様で、だが水かきを持っていて
泳ぐのが大好きな生き物なのです。
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「ブラフマン」とは、サンスクリット語で「謎」と言う意味で、
墓石に碑文彫刻師が彫った中から気に入って頂いた名前である。
舞台は、解説に依ると南仏の小さな街でイメージを固められた
らしいと言うから、どこと確定出来ない不思議な所としておきます。

別荘地より奥まった人が余り訪れない場所で、古いお墓があり
仏は石の棺桶の中に眠っている。

主人公僕は、誰かはそれも「謎」です。
ただこの本が、「泉鏡花賞」受賞作品だと言えば何だか
分かって頂ける方もいらっしゃるかもしれませんね。
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本の装丁が洒落ててとても気に入って手を伸ばしましたが、
お話も素敵です。とてもやはり洒落てて不思議な世界です。

小川洋子さんが、7月からFMラジオで日曜日午前10時より
「Melodious Library」のパーソナリティーを務められます。
             (TOKYO FMなどJFN38局ネット)

暑い日猫達は、身体の表面積を大きくして熱が籠らない様にして
寝ています。
上は昼間もよの部屋でのあず。
下は夜ゲ−ジから出て自由になったもよ。(苦笑
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by magic-days | 2007-07-02 15:46
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