いのちのスープ

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これは、辰巳芳子さんの「ポルトガル風にんじんのポタージュ」を
真似て作ってみた私のスープです。
いかにもポルトガルの熱い太陽を浴びたエネルギーを感じます。
それは、もしかしたらトマトが入っているからかも知れませんが、
辰巳さんの篤い重いが煉り込まれているからでしょう。
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10日位前にテレビでたまたま見た「辰巳芳子・おいしさを待ち続けて
風土の恵み四季の食卓」を見た時、幸せな素敵な生活とはこう言う物だと
刺激を受けました。
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ス−プに対する並々ならぬ思いはお父上が半身不髄の病苦の中の
嚥下困難から生まれそうです。
義父も同じで20年前この本「あなたのために・いのちを支えるスープ」に
会えていたら、義父の命は少しは長らえたかもしれないし
「おいしい・・」と言う言葉と笑顔が見れたでしょう。

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これは、セロリのスープです。セロリが嫌いな人にでも美味しく
頂けます。玉葱とポテトも入っています。
マイルドで滋養いっぱいのスープです。

自然と共存して豊かな太陽と風を取り入れ季節に合わせた食生活は、
豊かな精神を育んで行く様に見えました。
このスープを求めて高知の病院から泊まり込みで
教えをこいに来たスタッフもいて、
その方達が病院食として定着させるまで指導する辰巳さんは、
厳しいけど行き届いた労を惜しまない熱意の籠った接し方でした。

私は、5年程前乳癌で高知で亡くなった義妹がこの病院にお世話に成ってた
かも知れないと思うと感謝で胸が詰まる思いでした。
このスープは間に合わなかったけど、1つが万事であると思うから
行き届いた看護だったと思います。
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このスープが色んな病院や学校で取り上げられます様にと祈らずに
いられません。
私も家族の老齢や心や身体の疲れを感じた時、このス−プを食卓に
そっと用意したいと思います。
たくさんの慰めの言葉より一杯のスープが元気を持たらせてくれると
信じられるから・・・・
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by magic-days | 2007-02-12 09:09
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