「宙ぶらん」

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以前から一度読んでみたい作家である伊集院 静さんの本を
見つけた時、何となく題が気に入って買ってしまった。
私が本を買う時は、大した理由はないがちょっとしたこだわりは
あるかも知れない。
左手に持った時その座り心地の良さそうな本である事。
勿論本屋に行く前からこれが読みたいと思っている本は別だ。
何を買うとも決めないで本屋に入った時の場合である。

そして次に表紙の手触り、最近は活字の大きさとか行間の空き具合も
気になり出した。(苦笑
それから紙の色。真っ白は何だか疲れるし読み手を選別してる様で
好きになれない。少し卵色かかった色が好きだ。
そしてこの「宙ぶらん」は見事に全て合格であった。

この本は短編集であるが全ての共通項は「失踪」である。
失踪についてこれだけの短編を書ける作家は、自らも身近な者が
失踪したか自身が望んだ事があるからだろうかと、穿った見方を
するのは私の悪い癖です。

読んだ後にざらついた物が残り、不愉快な物が残るのは作者の力量の
重さなのでしょうか?
次の機会にぜひ読後感が爽やかな物を読んでみたいものです。
それともこの方はこういう作風なのでしょうか?
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子鴨ちゃん今日も元気にパンくずを追っていました。
時々見えるらしい方がパンくずをあげています。
色んな人に見守られて元気に育っています。有り難い事です。
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by magic-days | 2006-05-30 23:14
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