続「村上春樹さま」

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続と付いているのは、勿論前にも有ったからです。
何年前に成るだろう?
「うずまき猫のみつけ方  」を読んだ時に、使いました。
今回は「走ることについて  
      語るときに 
     僕の語ること」と言う、長たらしい題のメモワール。

これを読んで確信したことは、前にも書きましたが、しつこく今回も書きます。
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私は村上春樹の小説は、理解出来ないけど、
エッセイ(今回は作者が、メモワールと言っているが・・・)は、
断然好きです!

何もかにもが、腑に落ちる。
こんなにこの人の人生に対する考え方や、
生き方を理解出来るし、共感出来て、
及ばずながら、私も今そう言う心境だと認められるのに、
なぜ、小説は理解出来ないのか?!
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もしかしたら、私が英語が苦手だからだろうか?
日本語と英語の文章の並べ方が、
全く違う。
『私は、友人と学校に行く。』
英語では、
『私は、行く。学校へ 友人と。』
(だって、この本の題からしてサッと頭に馴染みますか?)
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私は英語を初めて習ったときに、
これに付いて行けなかった。
苦手意識がこの時に完全に出来てしまった。
その侭素直に覚えようとしないで、
「なんでそう成るの?」と考えてしまう所に
私の弱さが有る。
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村上春樹の小説は、何故に外国人に受けするのか?
もしかしたら、頭の構造が欧米人に近いのでないだろうか?
これは、私のやけくその結論で、こんな事が有る筈が無い。

ところで、彼は日本で講演は殆どしない。
だが、アメリカではしている。
この本にも書いてあるが、大学で講演をしたときに
学生が400席用意した会場に、1,700人も詰めかけた。
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彼は英語の方が楽だからだと言う。
英語が達者だと(だが彼は英会話は別だと言う)言うことは、
勿論だが日本語だと言葉が頭の中で、
海の様に溢れて出てくるから、
その中から選び出すだけで、大変だそうだ。

それだけ、この人の頭の中には、1つのことに対する表現の単語が
もの凄い数、ざっざっざざざざ・・・と出て来る訳ですね。(笑
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小説家と言う者は、皆さんそうなのでしょうか?
凄いモノです。本当に尊敬しますね。
その中でも、村上さんの書かれている体験談は、
奥が深く、誰でもが頷ける者ではないかも知れない。
だからこそ、真実なのだと思う。
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こう言うことは千差万別、その人の経験はその人のものだから、
そうそう同じことはない。
しかしそこから出て来た教訓は、共感は出来るものだと思う。
過程は違っても、結論は似た様なものであることは、しばしば有ると思う。

次は、村上春樹の小説を読破してみようと思う。
これ程共感出来る小説家の本を、
理解出来ないことが有ろうか?!
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いや、有るかも知れないが・・・笑

この題は、村上春樹さんが尊敬する作家、
レイモンド・カーヴァーの短編集のタイトル
What We Talk About When Talk About Loveを
原型に使っているそうです。


写真説明

最初の鳥は「コゲラ」です。
1枚目が最大望遠で撮り、2枚目からはトリミングしました。
この写真の面白い所は、コゲラがアンテナの縦棒を木と間違えて、
突っついている所です。
コゲラは、木の幹を突っついて、虫とか仕留めます。
この子は、アンテナを木と間違っているのです。
普通カラスや雀、ヒヨドリは、アンテナの横棒に止まります。
こんな所に停まるのは、コゲラくらいでしょうか?(笑


(11/1 11.655歩)
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by magic-days | 2010-11-02 21:16
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