「ルーアンの丘」から

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昨夜遠藤周作没後10年を記念して、彼が青春時代過ごしたノルマンディを
俳優の長塚圭史が遠藤氏の著書「ルーアンの丘」を読みながら
その場に立つと言う、遠藤文学FANにはたまらない企画があった。

ルーアンは、本の裏表紙に書いてある通りの素晴らしい所である。
以下引用

『あの北仏、ルーアンでの夏休みは、
ぼくのフランス留学の中で、1番牧歌的な
たのしかった季節であったように思われます。
緑したたる丘と、金色の谷、
ノルマンディの澄んだ夏の光とをこの町から離して、
ぼくは思いうかべることは出来ません。』

そしてそこで暮らす事に依り、彼がどのように影響を受け
生きる目的を持ったかは、見開きの裏に・・・

『ぼくは全ての独断を今日から捨てよう。
すべてのものを新鮮なまま受け入れていこう。
より善きもの、より美しいものを
この国の中に探っていこう。
自分をたえず支えるものは、誠実であり、
真実に対する勇気であることにしよう、
ぼくはそう考えました。』
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遠藤氏が留学したのは、戦中でも現在でも勿論なく
戦後5年しか経ってなく日本人に対する感情は最悪だった。
そう言う時期、社会情勢を知りつつ留学した彼と、
そんな国から来た青年を自分の子供の様に迎え接して来たロビンヌ家の人々。
深いクリスチャン・ホームで11人の子供達と
暮らす建築家の家庭でした。

遠藤文学は、義父母共々私を信仰生活に導き、また疑問をも投げかけてくれた
大切な世界です。
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by magic-days | 2006-03-16 08:32
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