7日正月
今日7日は、1年の最初の節句「人日の節句」だそうです。
この日は春の七草を、お粥に炊き混んで無病息災を祈ります。
芹薺五形はこべら仏の座、
菘すずしろこれぞ七草。
と昔から歌われています。
我が家も、七草粥を頂きました。
皆が、元気でこの1年を過ごせます様にと
願いを込めて作りました。
今年は、岡山から送って頂いた豆餅を焼いて載せて頂きました。
地方に寄って違うそうですが、関東では松の内と言って、
今日門松を外します。
これから、段々寒く成るのですが、
こう言う行事をしていると、反対に確実に春に向かって
時が進んでいると感じます。
また、鏡開と言って最近では7日に、
鏡餅を下げて、お雑煮や汁粉にして頂きます。
鏡餅を切ると言うのは、忌み嫌って「開」を使ったそうです。
昔、母はお正月が終わると、餅を大きな瓶に入れて
水を餅が隠れる迄入れて保存していました。
こうすると、堅く成らず黴びないのです。
この焼いた餅は、又違った美味しさだった様に記憶に残っています。
お節を作っていても、時々母の手が出て来ます。
子供の頃、母がお節を作ったり、餅を焼いてお雑煮を作って居る傍で
眺めているのが大好きでした。
そして今、その手に導かれて同じ様に台所に立っています。
1度遠のいた母の姿が、今は傍に居て守られている様な
不思議な安堵を感じます。
寒さが続き、カルガモの姿がなく、ヒヨドリとムク鳥が
弁天池を我が物顔で飛び回っています。
アイガモは元気ですが、1羽では淋しそうです。
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井の頭の自然かんさつ会は、今月は
1月17日(日)です。
テーマは「10倍楽しむ池の鳥」です。
参加者募集中です。
by magic-days
| 2010-01-07 21:13