「こぐこぐ自転車」

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久我山駅に行く道をちょっと変えて歩くと梅林の横の道を通る事になる。
素敵な香りである。去年越して来た時は、もうこの花が散った後で見事な花は
想像するのみであった。
今年こうやって目の辺りにすると見事さに言葉を無くす。
マンションの窓からもこの梅林が眺められるが、まるでこの一帯だけが
うす桃色に燃え立ちけぶっているみたいだ。
2つ3つの用足しに行く時は、坂を1番下まで降りて下の方から用を足しながら
登って来る。
今日はまず花屋さんでなおの猫草を買い、綺麗な花を眺めて買いたいのを
我慢して本屋へ。
以前から気になっていた「こぐこぐ自転車」を買う。
「何を買うんだ。」と旦那が覗くので見せると「ふ〜ん」と興味なさげなので
「この伊藤礼さんてね、久我山の人で伊藤整さんの息子さんなのよ。」と言うと
「なんだ、そいつは同級生だよ。いや彼奴は滋だったなぁ〜
 ちょっと見せてみろ。」と本の作者紹介を見て
「年がチョイ下だなぁ、弟がいたのか?」と考えている。
「お父さんの伊藤整さんには、お目にかかった事があるよ。
 いや、ちょいと挨拶しただけだが・・・遊びに行った時にね。」と無口な人が
 今回は良く話してくれて意外だった。

今回これを読もうと思ったのは、又自転車を乗ろうかと思い先ずは自転車に
乗る楽しみに刺激を与える為である。
それには打ってつけの本で、この方も高齢になって始められた事。
地理的に家が近い方が何かと現実的に考えられる事。
この2点でこの本に決めたのである。
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それにもしかしたら、旦那の同級生の弟君かもしれないし・・・・
書店の御主人に「この方このお近くに住んであるの?」と聞くと
「そうですよ。この商店街を上がって・・・・」と簡単に教えてくれた。
パン屋さんで美味しいフランスパンを買って右に曲がろうとすると
娘が「えっ!行かないの?」と言う。
「どこに?」「伊藤礼さんちよ。」当たり前でショと言う顔で立ってる。
旦那まで帰り道だからと言う。
私もちょっと興味があったので行く事にする。
行って見てこれが嘘みたいなんだが、自転車を曵いた背筋のピンとした紳士と
その奥様らしい方が家に入って行くのを目撃してしまった。
この偶然にびっくり!気の流れとは凄いもんだ。
「ママ、サインしてもらえば良かったのに・・」と言われて
買ったばかりの本を眺めてしまった。
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by magic-days | 2006-03-12 22:24
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