「つみきのいえ」
先日アカデミー賞短編アニメーション部門で受賞した「つみきのいえ」は、
去年の秋に白泉社から絵本として、出版されています。
その時は、本当に心が安らぐ子守唄の様な印象を受けましたから、
こういう晴れがましい場所で、脚光を浴びられた事を知って、
驚きもし、嬉しくもありました。
絵本は、春の陽の柔らかな日向に咲く、タンポポの様な素朴な色合いです。
手で触ると、ふわっとした猫の毛を撫でている様な心地よい
気分に成ります。
そして目を閉じると、何処か赤ちゃんのミルクの匂いがして、
母に抱かれた幼い日が甦って来ます。
時々昔を懐かしみ帰って行く事が、又明日への希望と
確かさに繋がる様な、そんな事を教えてくれた本でした。
何時か、アニメーションを見たいと思います。
「おくりびと」も外国語映画賞を受賞した様で、
本当に嬉しい事です。
私は「おくりびと」も見て居りませんが、色々な批評や粗筋を
拝見しました。
どちらの作品も、日常私達の身近に存在する事であり、
それでありながら、何か見落としていた大切な事を、
教えてくれる様な、掌の中の1粒の艶やかな木の実のようです。
掌深く存在していながら、不覚にも忙しさや欲に絡んで、
忘れていた物が、甦って薄い膜が剥がれた様で、
これからの余生を、大切に育んでいけたら良いと思いました。
「つみきのいえ」
絵 加藤久仁生 文 平田研也
白泉社
アヌシー国際アニメーションフェスティバル クリスタル賞 子ども審査員賞
広島国際アニメーションフェスティバル ヒロシマ賞 観客賞
その他多くの国で賞に輝きました。
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[カイツブリ子育て奮闘記]
27日のカイツブリが井の頭自然観察から、更新されました。
雪の中ママの所迄餌を貰いに行くヒナ!
シロは良妻賢母?
クロは、子供も出来たのに
独身貴族を気取ってるダメパパ?(笑
シロがママ、クロがパパで解釈あってます?
どうぞ、人間顔負けの子育てをご覧下さい!
by magic-days
| 2009-02-27 16:04