春の小川
先日久我山商店街に行く途中で、気持ち良い水の流れの音を聞いて
柵に捕まって玉川上水を覗いてみると、
カルガモが2羽こちらに昇って来ていた。
川の流れに逆らって登って来るカルガモは、
如何にも春を謳歌している様だ。
「お母さんムクドリが居るよ!あそこ、あそこ・・・」と
指差す方を見ると、ムクドリが水浴びしていた。
あっという間の事だったが、何だか楽しかった。
鳥が水浴びするのは、元気だからに違いない。
猫も元気でないと毛繕いしない。
人間だって、具合が悪いとお風呂を控える。
そんな事を思っていると、
風に乗って香しい梅の香りが密かにする。
如何にも「私は、ここに居ますよ。」と言うのとは違う。
ひっそりと、匂う。
そして気が付いたら、こっちに来てと
誘っている。
そんな事を考えてると、
とても気持ちが明るく暖かくなった。
誰かが、私を呼んでくれている様な気がした。
☆ムクドリ☆
生活型 留鳥又は標鳥
全長 24センチ
嘴 長めで先が尖る。
尾 円尾
雌雄の特徴 ほぼ同色。
by magic-days
| 2009-02-06 23:12