ネオ・トロピカリア
先週家族の予定が合い、揃って美術館に行く事になった。
その前に門前仲町の「近為」で昼食を摂りたかったのだが、
昼時でいっぱい並んでいたので、諦めて美術館に向かう。
今日は美術館が目的だから、ここで時間を無駄にする訳にはいかなかった。
残念で、心残りだが・・・
そこから、車で10分くらいだったろうか、
木場公園の一角にある東京都現代美術館に着いた。
地下に駐車場があるので、空いてると思われるときは、車が便利である。
地下一階にあるレストランで遅めの昼食を摂る。
窓際で水路を引いた中庭を眺めながら、往路の疲れを取る。
珈琲は、今日はブラジル美術開催中であるからか、
ブラジル豆を使った、ちょっと濃いめので美味しかった。
1階は各施設を結ぶ廊下であり、ホールになっている。
中央当たりから正面玄関を見た所。
上は反対側の1番奥を見た所で、左手にグッツ売り場。
ホールの両側はガラスで三角形の金属で強化されてるが、
これが、面白い。
このホールの中央当たり左下に多分入れないのだと思うが、
白い広場があり、陽の加減で面白い影が出来る。
これは、隣の木場公園の木々に、反対側に建つビルが、
ガラスに映ってるのだが、森の中にビルが浮かんで見えて面白い。
美術館に来ると、私は建物自体に興味を持ってしまう。(笑
今日の本題はこちらです。
どちらも、ゆったりしたスペースで楽しみながら見れて、
ちっとも疲れを感じなかったです。(何時もは、疲れます・・・苦笑
最初の会場は、観覧者にも参加して、実体験してもらうと言う
主催者側の意図が感じられ、我々もそれに乗せられました。
遊ばさせて頂きました。(笑
横山大道さんが、ブラジルで撮影してあるフイルムが流れていたのですが、
デジカメでパシャ、パシャと余り考えないで、撮ってある様に見えて、
一寸意外でした。
記憶に残った写真は「シュガー・チルドレン」と題したブラジルの
子供達の写真でした。
写真の下にこう記してありました。
イパネマでの、美しい朝に飲むコーヒーに、
甘さを注いでくれるのは、
厳しい生活を送る人々なのだ。
ーフェレイラ・グラールー
カエタノ・ヴェローゾの歌が聞こえて来そうだ。
☆ネオ・トロピカリア☆
1960年代に、「熱帯に住む者の文化のオリジナリティ」を掲げた
芸術運動
by magic-days
| 2009-01-11 21:48